KIRKのD800用L型ブラケットBL-D800はスタジオ専用じゃないかな?
公開日:
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最終更新日:2014/12/06
Camera kirk, アルカスイス互換規格, 雲台
実のところさほど興味がなかったアルカスイス互換のLブラケットでしたが、立ち寄ったカメラ屋さんにて中古でそこそこ安かったから買ってしまいました。やはりタイトルへ書いたようにスタジオ撮影主体のカメラマン向けだな。付けっぱなしにするには大きすぎ。さほど重たくないのは優秀なところだけど。
KIRK BL-D800
- 材質:アルミ合金製。ネジ類はステンレス製。
- 重量:約96g
- 全体幅:幅114mm
- プレート幅:幅68〜69mm
- 奥行き:約54mm
- カメラ取り付け面までの高さ:約11mm
縦位置で付ける方は1mmほど短いです。
PZ-146よりも6mmくらい幅が長いです。
縦に傾けることがない前提だから落下防止のネジは付けられません。
このままでサイドのケーブルの蓋は開けられないこともない(やりにくいけど)
ネジを緩めてスライド出来るようになっていて、
この隙間からケーブルを逃がして使うことも可能です。
横位置はまぁ普通ですね。
やはり縦位置での撮影が多いのならとても便利なプレートなのは間違いないでしょう。D800ならそのままでもケーブルのふたは開け閉め出来ますがどうもD810ではスライドして浮かさないとダメらしくちょっとだけ不評ですね。ひょっとしたらSUNWAYFOTOのPNL-D800の方がマシだったりして?まぁ実際に使ったことないですからなんとも言えません。だけどPZ-146は手持ちでも使うことを想定してなのでKIRKの手触りが重要ですが、これはスタジオで雲台に乗せるのが前提なのでザラザラした感触のSUNWAYFOTOのPNL-D800でも良いのかと思います。
それともう1つ理由があるんです。アルカスイス互換系商品の厄介なところはやたらめったらと増えます(笑)。今このエントリーを見ている人にもいるでしょ?頷いているあなたのことです!まぁ半分冗談ですけど私の周りのカメラマンでもほんの数人ですね。カメラの台数分のプレートと最小限のクランプしか持っていない人って。大概のカメラマンは細々と持っていますよ。これがまたですねえ1つひとつは数千円であっても積み重なって結構な金額になるんですよ。だからSUNWAYFOTOでもいいんです。アメリカ製で揃えると3倍から4倍ですし、頭の中では「コレがあると便利になるぞ!」と思っても手に取ってみると案外そうでもないなんてことしょっちゅうありますから。ここぞって物だけKIRKかRRSじゃないかな?円安だし。
![]() ついに登場【KIRK】Nikon D810・D800・D800Eボディ専用L-ブラケット |
![]() ついに登場【KIRK】Nikon D810・D800・D800E+MB-12専用L-ブラケット |
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